こんにちは!かっちゃんです!
今回は名詞についてやっていきます。
名詞は「人やものの名前」のことですが、そこで終わってしまうのはとてももったいないです。
突然ですが果物の「オレンジ」は数えられますか?
もちろん「1個・・2個・・・3個」と数えられますよね。
しかし、もし英語で「オレンジ」をそのまま「orange」とだけ言ってしまったら、それは「果物」としてではなく、あなたの考える意図とは別のものとして伝わってしまう可能性があります。
なぜなら、英語の名詞には、「数えられるもの」と「数えられないもの」があり、その区分は単なる「物理的な個数」ではなく、「モノの捉え方」に関わる、とても深い感覚に基づいているからです。
この感覚を、日本人がよく使う2つの単語で紐解いてみましょう。
1. 🍫 材料か? 完成品か?:「チョコレート」の不思議
私たちが「チョコレートが食べたい」と言うとき、板チョコでも、一粒のトリュフでも、ココアでも、すべて「チョコレート」という言葉で表します。
しかし、英語の世界では、「モノの性質」によって呼び方が変わります。
| 日本語のイメージ | 英語での表現と感覚 |
| チョコレート(物質全体) | Chocolate (数えられない名詞) |
| → ドロドロの原料、カカオの塊、板チョコ全体としての**「物質・材料」**を指す。量で測るもの。 | |
| 一粒のチョコレート(製品) | A chocolate (数えられる名詞) |
| → ラッピングされたボンボンショコラや、個別包装された**「具体的な完成品」**を指す。個数で数えるもの。 |
もしあなたが「I want chocolate」と言えば、「チョコレートという物質(材料)」が欲しい、という漠然とした欲求として伝わります。一方で、「I want a chocolate」と言えば、「特定の一粒の完成品が欲しい」という具体的な要求になります。
不定冠詞の「a」一つで、そのモノが「材料の塊」から「個別の製品」へと変化してしまう、これが英語の名詞の捉え方なのです。
2. 📡 塊か? 一件か?:「ニュース」の不思議
英語で「良い知らせがあるよ」と伝えたいとき、「I have a good news」とは言えません。なぜなら「News」は、英語では「数えられない名詞」の代表格だからです。
| 日本語のイメージ | 英語での表現と感覚 |
| ニュース(情報全体) | News (数えられない名詞) |
| → 様々な事実の集合体である「情報、知らせ」という抽象的な概念の塊を指す。常に単数扱い。 | |
| ニュースの一件 | A piece of news (数えられないものを数える表現) |
| → **「一片(piece)」**という助数詞(数えるための道具)を使って、無理やり数える。 |
「News」は、テレビやネットで流れてくる「情報という電波や塊」として捉えられており、数える対象ではないのです。私たちが「水(water)」を数えられないのと同じように、英語話者は「情報(News)」を数えません。
このように、英語の名詞は、「個別のパッケージとして区切られているか」、それとも「形のない材料・概念の塊か」で、自動的に「数」が規定されます。
このブログでは、この「モノをどう捉えるか」という視点に注目し、あなたが持つ英語の名詞の感覚を一気にアップデートしていきます。
④ 🔑 基本ルール:文法的にどう使い分けるの?
「チョコレート」や「ニュース」の例で、英語のモノの捉え方が分かってきましたね。
では実際の英語では、どう使い分けるのでしょうか?
ポイントはたったの3つです!
⑴ a / an がつくかどうか
可算名詞(数えられる名詞)には、a や an がつきます。
不可算名詞(数えられない名詞)には、a も an もつきません。
✅ an orange(オレンジ1個)← 数えられるので an がつく
❌ a water(水)← 数えられないので a はつかない
✅ some water ← 代わりに some を使います
⑵ 複数形(語尾に s)があるかどうか
可算名詞は2個以上になると、語尾に s や es がつきます。
不可算名詞は、いくら量が増えてもs はつきません。
✅ one orange → two oranges(オレンジ)← s がつく
❌ two waters(水)← s はつかない
✅ two glasses of water ← 「グラス2杯の水」のように容器で数えます
⑶ 数え方が違う
可算名詞は one, two, three… と個数で数えます。
不可算名詞は個数では数えられないので、入れ物や単位を使って量を表します。
| よく使う表現 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| a glass of 〜 | グラス1杯の〜 | a glass of water |
| a cup of 〜 | カップ1杯の〜 | a cup of tea |
| a piece of 〜 | 1枚・1切れの〜 | a piece of cake |
| a slice of 〜 | 1枚の〜 | a slice of bread |
3つのポイントをまとめるとこうなります👇
| 可算名詞(数えられる) | 不可算名詞(数えられない) | |
|---|---|---|
| ⑴ a / an | つく(a dog) | つかない( |
| ⑵ 複数形の s | ある(dogs) | ない( |
| ⑶ 数え方 | one, two, three… | a glass of, a piece of… |
⑤ 😱 日本人がよく間違える名詞たち
実は、日本語では「1つ、2つ」と数えそうなのに、英語では不可算名詞として扱われる言葉がたくさんあります。
| 日本語 | 英語 | よくある間違い → 正しい表現 |
|---|---|---|
| 情報 | information | |
| アドバイス | advice | |
| 家具 | furniture | |
| 宿題 | homework | |
| 荷物 | luggage | |
| 天気 | weather |
これらに共通しているのは、英語では「はっきりした輪郭がないもの・まとまりとして存在するもの」として捉えられているということ。
たとえば「アドバイス」。日本語では「アドバイスをひとつ」と数えることがありますが、英語では「助言という概念のかたまり」なので、a はつかないのです。
⑥ 📝 many と much、a few と a little の使い分け
「たくさんの〜」と言いたいとき、英語では名詞が可算か不可算かによって使う単語が変わります。
| 言いたいこと | 可算名詞と使う | 不可算名詞と使う |
|---|---|---|
| たくさんの〜 | many books | much water |
| 少しの〜 | a few friends | a little time |
「本がたくさんある」→ many books(本は1冊・2冊と数えられる=可算)
「水がたくさんいる」→ much water(水は量で測る=不可算)
「数えられる?」と自問するだけで、many か much かが自動的に決まります。シンプルですよね!
⑦ ✏️ 練習してみよう!
では実際に手を動かしてみましょう。( )に a / an / some / ×(何も入らない) のどれかを入れてください。
- I need ( ) information about this topic.
- Can I have ( ) apple, please?
- She has ( ) beautiful hair.
- We need ( ) new furniture for the living room.
- There are ( ) books on the desk.
答え合わせ👇
- some → information は不可算名詞。「情報を1つ」とは言えません。
- an → apple は可算名詞。a / an がつきます。
- × → hair(頭全体の髪)は不可算名詞。「美しい髪」は数えません。
- some → furniture は不可算名詞。「家具を1個」とは英語では言えません。
- ×(some でもOK)→ books はすでに複数形なので a は不要です。
何問正解できましたか?😊
⑧ 📌 まとめ
今回のポイントをおさらいしましょう!
- 英語の名詞は「可算名詞(数えられる)」と「不可算名詞(数えられない)」に分かれる
- 区別のカギは物理的な個数ではなく、「モノの捉え方」
- 可算名詞 → a / an がつく・複数形あり・many / a few と使う
- 不可算名詞 → a / an がつかない・複数形なし・much / a little と使う
- information, advice, furniture, homework など、日本人が間違えやすい名詞に要注意!
「数えられる?」と考える習慣をつけるだけで、英語の精度がグッと上がります。
ぜひ日常の中で意識してみてくださいね!次回も一緒に楽しく学んでいきましょう😊


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